JOINT2025にて研究発表

投稿者: | 2025年12月13日

JOINT2025にて研究発表

2025年12月17〜20日に台湾の台北市にある中央研究院統計科学研究所(Institute of Statistical Science, Academia Sinica)で開催される Joint Meetings of 2025 Taipei International Statistical Symposium and the 13th ICSA International Conference (JOINT2025) において,吉丸が下記タイトルで研究発表を行う予定です.

  • Naoki Yoshimaru and Kenji Hatano, ``Building A Food Knowledge Graph: Integration of Food-related Data Sources,'' Program Book of Joint Meetings of 2025 Taipei International Statistical Symposium and the 13th ICSA International Conference, p.411, December 2025. (to appear)

 こんにちは,D2の吉丸です.今回は,台湾で開催されたJOINT2025に参加しましたので,その報告をさせていただきます.

学会参加について

 本学会は,これまで私が発表してきた国際会議とは少し異なる経緯で参加することとなりました.通常,我々の分野では論文を投稿し,アクセプトされた後に発表を行う国際会議が一般的ですが,今回は文化情報学部と台湾Academia Sinicaとの国際連携枠として,招待という形で発表の機会をいただきました.さらに特徴的だった点として,今年は統計系の国際会議との合同開催であったことが挙げられます(この点がJOINTという名称の由来のようです).当初は1つの会場で少数の発表が行われる小規模な交流会を想像していたのですが,実際には4日間にわたり複数会場で並列セッションが行われる,本格的な国際会議という印象でした.

会場となった研究施設.Academia Sinica自体大きな大学のような規模でたくさんの棟があり,その一つのホールが会場となっていました

 私は「Building A Food Knowledge Graph: Integration of Food-related Data Sources」というタイトルで,これまで取り組んできた食メディアとグラフ構造に関する研究の概要を紹介しました.分野外の参加者が多いことが予想されたため,研究の背景や狙いを中心に説明し,個々の研究成果の詳細はあえて簡潔にまとめる構成としました.質疑応答ではいくつかコメントや質問もいただき,ある程度意図は伝わったのではないかと感じています.一方で,英語での受け答えについては,まだ不慣れな部分も多く,今後さらに改善していく必要性を強く感じました.

 自分以外の発表者としては,文化情報学部から阿部先生,柴崎先生,さらに統計科学研究室所属の杉本さんが登壇されました.それ以外の参加者は台湾の研究者が中心で,一部欧米からの参加者も見られ,日本からの参加は我々のみという状況でしたが,各会場では活発な議論が展開されており,非常に刺激的な環境でした.

メインホール.各テーブルにマイクがついており,質疑の者が移動しなくてよいのが新鮮でした

台湾について

 台湾滞在についても少し触れます.日本から近いことに加え,歴史的な交流も背景にあるため,全体として親しみやすい雰囲気の街並みでした.一方で,食文化には日本との違いも多く,辛い料理もいくつか体験することができました.どれも非常に美味しかったのですが,少しおなかを壊してしまう場面もあり,常備薬を忘れてしまったのは反省点でした.物価については日本と大きな差は感じず,研究所の宿泊施設も1泊1,100TWD(約5,476円)と比較的リーズナブルでした.治安も良く,全体として安心して滞在できる環境でありながら,異文化を感じられる点で,旅行先としても魅力的だと感じました.

台北101.あいにくの曇りで遠くまでは見れませんでしたが,晴天の時は台北市を一望できるようです
松山という場所の夜市.臭豆腐の匂いには耐えられませんでした...

 以上,簡単ではありますが,JOINT2025参加のご報告となります.最終日には阿部先生,柴崎先生と少しお話しし,この交流が継続するようであれば,修士1年次生の初めての国際発表の場としても有意義なのではないかという意見も出ていました.今後,同様の機会がございましたら,国際交流の継続という観点からも,ぜひ前向きにご検討いただけますと幸いです.

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