大学院留学生募集
メディア情報学研究室では,同志社大学内外から,教員やゼミメンバと一緒に研究や開発を進めることができる意欲ある留学生を募集しています.専門教育,コンピュータ関連能力のスキルアップはもちろんのことですが,社会の中で独り立ちできる人材育成を目標に研究活動を行い,卒業・修了生が社会で活躍しています.
メディア情報学研究室に配属される前提条件は,日本留学試験 (EJU)「日本語」 もしくは日本語能力試験 (JLPT) N1 に合格したのち,本学大学院文化情報学研究科の入学試験を受験し合格することです.これは,文化情報学研究科の講義は全て日本語で行われるため,講義内容の理解には十分な日本語能力が必要だからです.大学院への出願および入試に関する詳細は,本学大学院外国人留学生入試ページをご参照ください.
なお,本学における外国人留学生には,『正規学生』と『特別学生』の二種類があり,前者は正式な大学院生,後者は正規学生ではなく,大学院に入学準備のための研究生・研修生という位置づけです.
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大学院生 (正規学生)
所定の課程を履修し,大学院文化情報学研究科を修了する目的をもって入学した者を指します.入学試験では書類選考と面接試験の両方が課せられます.
本研究室の受け入れ方針として,大学院における研究テーマの方向性が明確で,かつその研究テーマに関する必要な知識を持っていると判断された者を正規学生として受け入れる予定です.そのため,受験前に大学院で行う研究テーマに関し,担当教員と何度かディスカッションをすることを推奨しています.また,出願を許可された場合であっても,書類選考等で正規学生になれなかった場合は,希望に応じて『特別学生』として配属が許可される場合もあります. -
特別学生
大学院文化情報学研究科において,特定の科目を履修もしくは聴講する者,または研究指導を受ける者を指します.特別学生であっても正規学生と同じように書類選考と面接試験の両方が課せられますが,日本国外居住者の場合は書類選考だけで合否の判断がなされます.特別学生は国公立大学における研究生に該当するものですが,授業料の支払いが必要で,かつ奨学金の申請は出来ませんのでご注意ください.
本研究室の受け入れ方針として,大学院における研究テーマの方向性がまだ定まっておらず,またその研究テーマに関する必要な知識も持ち合わせていないと判断された場合は,特別学生として半年もしくは一年間在籍し,必要な勉学や研究活動を行うことを推奨しています.
なお,特別学生から正規学生への転籍制度が設けられておりませんので,正規学生になるためには文化情報学研究科の入学試験を再度受験し,合格しなければなりません.
内部学生向け情報
既に同志社大学に在籍している学部留学生は大学院の進学において,そのまま同志社大学大学院へ進学するか,他大学の大学院へ進学するかどうかを悩んでいる場合があるように思いますが,どちらが良いのか一概には言えないこともありますので,本学大学院文化情報学研究科およびメディア情報学研究室に属する利点と欠点について列記します.
利点
- 文化情報学研究科の留学生に対して,同志社大学私費外国人留学生奨学金が設けられており,学費のサポートを受けやすい.
- 本学文化情報学部および研究科に属している教授方は,統計学,認知科学,情報科学と多岐に渡るため,学生としてあらゆる分野の先生と交流できるため,ジェネラルに見識を深められる.
欠点
- 本学文化情報学部および研究科では開講している講義は,情報科学全般を学ぶためにはその守備範囲が狭く,自身の研究分野以外の周辺知識は,基本的に自学により修得する必要がある.
- 本学文化情報学部で取り扱う学問の分野は幅広いが,本学部で定められたカリキュラム上で習得できる知識はあくまでも学生の興味への足がかりのため,体系的に学ぶにはより自学が必要になる.
外部学生向け情報
メディア情報学研究室では,研究ミーティング時に参照する資料は LaTeX で作成し,Git/GitHub/GitLab でバージョン管理をしております.これらツールに関しては,各自で習得しておくことを推奨します.内部学生に向けて毎年度開催している各ツールの勉強会では,以下の参考書を参照しております.