言語処理学会第31回年次大会にて研究発表
2025年3月10〜14日に,長崎市の出島メッセにて開催された言語処理学会第31回年次大会において,下記研究発表を行いました.
- 神田 悠斗,波多野 賢治,``量子化bit幅の異なる基盤モデルに対するAdapterの転移性を活用したLow-Rank Adaptation'',言語処理学会第31回年次大会発表論文集 Q8-23, pp.3457-3461, March 2025.
また,併設開催された「大規模言語モデルのファインチューニング技術と評価」ワークショップにおいても,以下の発表を行いました.
- 波多野 光治,木村 優介(チームMIL),``数学QAタスクへのLoRAMoEの適用と検証'',The 1st Workshop on Fine-Tuning and evaluation of Large Language Models, March 2025.

波多野)結果としては14チーム中7位となりましたが,その過程で得られた経験は良いもので,参加して良かったと感じています.
人は「自分がした事への後悔よりも,むしろしなかった事への後悔が多い」と私は考えていました.それなのに,「時間がなくなりそう」「大変そう」といった理由で,様々な挑戦から目を背けて来ました.今回はそんな自分を変える最後のチャンスだったと思います.
実際に参加してみて感じたのは,「毎日の積み重ね」の大切さです.作業量としては一気にやっても同じかもしれませんが,日々少しずつ取り組むことでモチベーションや意識が大きく変わると実感しました.少しでもいいから毎日続ける事が,自分に足りていなかったと反省しています.また、発表練習もとても貴重な経験でした.これまで,ここまで丁寧に発表練習を行ったことはなかったと思います.実際に声に出してみて初めて気づく課題も多く,準備の大切さを改めて感じました.