
研究室概要
大量で複雑なデータから情報を収集し,それらを利活用して新しい知識を得ることで,人間社会が抱えるさまざまな問題を解決するための研究を,波多野賢治教授のもとで行っています.本研究室では,大量のデータが格納されたデータベースシステムを情報源とし,データの生成・管理,および管理データからの情報抽出やその活用を中心課題として扱っています.
なお,本 Web サイトの概要は,English,Chinese,Korean でももご覧いただけます.
研究内容の概要
本研究室では,一次データのみならず二次データの生成・統合も視野に入れ,信頼できる情報へのアクセスを実現するための方法論を研究しています.言語モデルの構築や食情報学の基盤となる知識グラフの構築,また,これらのデータへの効率的なアクセス技術など,人が障壁なく情報にアクセスできる仕組みの実現を目指しています.以下が現在行っている主な研究テーマです.
- グラフデータベースと知識アクセス:大規模なグラフ構造データに対して,高効率なインデクシングと探索を実現する手法の開発
- 食情報学と知識グラフ構築:レシピ・栄養・官能表現を結びつけた食知識ベースの構築と応用
- 言語モデルと情報信頼性の研究:多タスク学習やAIの信頼性評価を通じた生成モデルの高度化
- 文化・社会データ工学:文化資源のオープンサイエンス化や情報発信者・受信者間の「信頼」形成の分析
これらの研究は,日本学術振興会科学研究費助成事業や科学技術振興機構の各事業の支援を受けて推進されています.
キーワード
データベースシステム,データ構造,情報アクセス(情報検索,情報・知識抽出,情報推薦),メディア処理(自然言語処理,マルチメディアデータ処理など),サービス指向コンピューティング,ソフトウェア開発,など
主要コンテンツ
連絡先
メディア情報学研究室へのお問い合わせは,同志社大学文化情報学部事務室までお願いいたします.
- 住所:〒610-0394 京都府京田辺市多々羅都谷 1-3 同志社大学京田辺キャンパス夢告館
- 電話:0774-65-7610(呼出 7656)
